2013年5月22日水曜日

東中学校区の「子どもをはぐくむ会」


東中学校区の「子どもをはぐくむ会」が東中学校図書室で行われました。
(糸魚川タイムズにも紹介されていたように、木のぬくもりをいかした、おちついた雰囲気の図書室でした)
東中学校区の小学校(浦本、上早川、下早川、大和川)の校長、PTA会長、各公民館長、後援会の方々が参加しました。
(私は上早川小学校のPTA会長代理で参加しました)

東中学校の校長、各小学校の校長、それぞれ個性的でした(^^)
浦本小学校は全校生徒25名、上早川小学校は9名、下早川は100弱、大和川は198名、東中学校は177名です。
浦本と上早川では、少人数ということで同じような悩み(団体スポーツなどの体験を他の小学校と強力してより多く経験させたい、等)がありました。

情報交換が主な目的となっている本会ですが、2回目が来年2月ということで、あまりこの会で情報交換をしていくといったことは効果的ではないですね。
今回の1回目で、それぞれの地域で、みなさんが本気で一生懸命子供たちのこと、地域のことを考えて活動していることが、みなさん改めてよくわかった、という感じでした。今後、各自必要に応じて直接連絡をとりながら協力していくための顔合わせの場、と考えると、有意義な会だったと思います。

地域における公民館の役割も、私にとっては新鮮でした。
浦本公民館長さんが、地元で美味しい魚が食べられなくなったなぁ。。。とか(どうしてなのかわからずじまい)、下早川公民館長さんが、4/20の日光寺けんか祭りの日に、東中学校のPTAイベントがあって、祭りの参加者が少なかった、地域の大切な祭りの日程を意識してほしいとの要望があったり、公民館からの意見も多く出ました。



印象に残ったのは、
一つ目は、東中学校の校長先生が、「うちの生徒は、テレビなどのマスメディアに出てくるような怖い生徒はいません。みなさん、地域でなにかありましたら、どんどん注意してやって下さい」とおっしゃってたこと。そうですよね、最近は自分の子供でないとおこったりしない、見て見ぬふりをしてしまうケースが多いと思うので、地域の子供は地域で育てる、おせっかいなくらいがいいと思います。
2つ目は、東中学校はじめ、大和川小学校など、全体としてあいさつに相当の力を入れているということ。今回の会合で「あいさつ」という言葉が頻繁にでてきました。そして、子供たちより、大人たちのほうがあいさつができていないね、というオチもつきました。
3つ目は、一番印象に残ったのですが、後援会メンバの障害者施設の施設長の発言です。「あいさつなど、子供たち全体に強くしつけ的なことをすることは、それはそれで非常に大切なことだと思います。しかし、あまりに学校全体、地域全体でこうしなさいという強くやりすぎることは、おとなになってから、自発的に行動できない、なにをしていいかわからない大人になってしまうかもしれない(自分のようになってしまう、とおっしゃっていた…)。子供たちの自発性を育てる形を大切にしてほしい。」というようなものでした。肝に命じたいです。

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